メタディスクリプション 文字数:何文字が適切か(例3つ付き)
結論: メタディスクリプション 文字数について、Google が示している理想の数字はありません。スニペットのドキュメントには、メタディスクリプションの長さに上限はなく(“no limit on how long a meta description can be”)、スニペットは検索結果で必要に応じて、たいていは端末の幅に合わせて短縮される、とあります。ですから、書くのは1〜2文にして、ページの要点を最初の文に入れ、文字数の数字は、私たちのものも含めて目安として扱ってください。
メタディスクリプション 文字数について Google は何と言っているか
2026年11月4日に、Google のページを3つ読みました。検索結果のスニペットを制御する(Control your snippets in search results、最終更新 2026-04-20)、robots メタタグの仕様(2026-03-24)、SEO スターター ガイド(2025-12-10)です。長さについて書かれていることは、次のとおりです。
- 上限なし。 “There's no limit on how long a meta description can be.”(メタディスクリプションの長さに上限はありません)。
- 必要に応じて短縮。 スニペットは “is truncated in Google Search results as needed, typically to fit the device width”(Google 検索の結果で、必要に応じて、たいていは端末の幅に合わせて短縮されます)。この言い回しが指しているのは幅であり、文字数ではありません。
- 短く、要点を。 スターター ガイドは、説明文を “typically a succinct, one- or two-sentence summary”(たいていは簡潔な1〜2文の要約)と呼び、よい説明文は “short, unique to one particular page, and includes the most relevant points of the page”(短く、そのページ固有で、ページのもっとも関連の深い点を含む)ものだとしています。
- 自分で決められる上限。
max-snippet:[number]を使うと、テキスト スニペットの最大文字数を Google に伝えられます。このルールがなければ、“Google will choose the length of the snippet”(スニペットの長さは Google が選びます)。
3つのページのどれにも、説明文の理想の文字数は書かれていません。ガイドに決まった数字が載っているなら、それは書き手の経験則であって、今回読んだ Google のページで私たちが見つけたものではありません。
Google がメタディスクリプションを書き換えるのはなぜか
メタディスクリプションが主な情報源ではないからです。Google は、スニペットを作るのに “primarily uses the content on the page”(主にページ上のコンテンツを使う)と述べ、メタディスクリプションのほうがページを的確に表しているときは、それも使うことがあります。スニペットは、ユーザーの具体的な検索にもっとも関係するページの部分をプレビューするためのものなので、“Google Search might show different snippets for different searches”(検索ごとに異なるスニペットを表示することがある)とされています。また Google は、個々のサイトのスニペットを手作業で変えることはできないとも述べています。
Google が説明文を差し替える頻度は、私たちには分かりません。Google は割合を示しておらず、私たちも測っていません。ドキュメントについての私たちの読み方は、こうです。説明文は「提案」であり、ページ上のテキストもタグと同じくらい重要です。ありそうな質問への答えが、ページの上のほうの明確な一文にあれば、Google には見せるのに良い材料があります。スニペットを強制することはできません。できるのは、タグを的確に書くことと、ページを引用しやすくすることです。
実際には何文字にすればよいか
短縮は端末や検索によって変わるので、どの文字数も、それだけで安全とは言えません。自分で決められるのは、情報の順序です。これは Google ではなく、私たちの考えです。最初の文だけで成り立つようにし、1〜2文にとどめ、極端に短い文や長い文を避けるために、ある範囲に収めてください。
| 出典 | 長さについて書かれていること | 誰が決めたか |
|---|---|---|
| Google、スニペットのページ | 上限なし。必要に応じて、たいていは端末の幅に合わせて短縮 | |
| Google、SEO スターター ガイド | 短く、1〜2文 | |
| Google、robots メタタグのページ | max-snippet:[number] は自分で選ぶ上限。なければ Google が決める | Google(制御の手段であり、推奨ではない) |
| SEOgrinder | ブリーフィングでの目標は 70〜160 文字 | 私たち自身のしきい値 |
| このブログ | 各記事の説明文は 110〜160 文字(日本語と韓国語は 60〜160 文字) | 私たち自身の社内ルール |
Google 自身の例を見ると、範囲がいかに広いかが分かります。商品ページの「より良い」例は、私たちの数え方で195文字、「短すぎる」例の “Mechanical pencil” は17文字です。また、文字数は幅の推定にすぎません。細い文字は太い文字より場所を取りません(日本語の全角文字と半角の英数字でも、1文字あたりの幅は違います)。
メタディスクリプションには何を書くか
Google のスニペットのページには、リストがあります。私たちの考えを足した箇所には、そう書いてあります。
- ページを、短い売り込みのように要約する。 ページが何で、なぜクリックする価値があるかを書きます。店の例で Google は、売っているもの、営業時間、場所を挙げています。
- ページに合う事実を使う。 記事なら、Google は著者、日付、署名欄を挙げ、商品なら、価格、年数、メーカーを挙げています。
- ページごとに別の文章を書く。 どのページも同じ、あるいは似た説明文では、個々のページが検索結果に出たときに役に立たない、と Google は述べています(“aren't helpful when individual pages appear in search results”)。トップページにはサイト全体の説明、ほかのページにはページごとの説明を使います。全ページに手が回らなければ、重要な URL、つまりトップページと人気のあるページから始めます。
- キーワードの羅列を避ける。 Google によると、羅列はページの内容をはっきり伝えず、スニペットとして表示される可能性が低くなります(“less likely to be displayed as a snippet”)。
- テンプレートで作るのは、実データがあるときだけ。 データベース駆動の大きなサイトでは、プログラムで作る説明文を、Google は適切で歓迎するとしています。ただし、人が読めて、多様で、ページ固有のデータから作られていることが条件です。
- 私たちの考え: 人が言うように書き、主なキーワードを自然な位置に入れてください。
メタディスクリプションの例3つ
以下の3つの説明文は、私たち自身が書いたものです。この記事のために、架空のページ向けに作りました。例であって実在のページではなく、Google がどう表示するかについては何も主張しません。文字数は2026年11月4日に、node -e 'console.log(process.argv[1].length)' "テキスト" で数えました。
例1:短く具体的に
架空のパン屋のページ、75文字です。
<meta name="description" content="仙台の小さなパン屋です。天然酵母のパン、ライ麦パン、雑穀パンを毎朝焼いています。本日のラインナップ、営業時間、前日までの取り置きの方法をご案内します。">
何を提供するページかを書き、訪問者が実際に必要とする情報を添えています。余分な言葉がないので、削るところもありません。
例2:事実の一文と、テーマの一文
架空の園芸記事、75文字です。
<meta name="description" content="ガイド、2026年11月4日更新。モンステラの植え替え方を解説します。植え替えの時期、鉢の選び方、根を傷めないためのコツまで、順を追ってまとめました。">
最初の文は、ページの種類と日付を伝えています。Google のページが記事に向けて挙げている種類の情報です。2文めは、ページの一部ではなく全体を要約しています。
例3:長めだが、要点が先頭
架空の Web ツール、180文字です。
<meta name="description" content="家庭菜園の畝の計画をオンラインで作成:畝の広さを入力し、育てる野菜を選ぶと、種まきカレンダーができます。無料で、アカウントも不要です。株間の目安も表示され、計画は印刷したり PDF として保存したりできます。野菜ごとの種まきと収穫の時期は、月ごとの表で確認でき、前の年の計画を複製して使い回すこともできます。ブラウザーだけで動くので、インストールは要りません。">
これは、私たち自身の範囲の上限である160文字より長くなっています。それでも載せたのは、最初の文(52文字)だけで成り立つからです。その部分だけが表示されても、読者はページで何ができるか分かります。そのあとはおまけです。Google がそのすべてを出すのか、一部だけか、ページ上のテキストを出すのかは、検索と端末で変わり、私たちには予測できません。
よくある間違い
どの項目も、私たちの考えと書いたもの以外は、Google のページに書かれていることです。頻度は測っていません。
- キーワードの羅列。 裁縫店についての Google の「悪い」例は、“Sewing supplies, yarn, colored pencils” で始まり、商品の列挙が続きます。
- 全ページに同じ文章。 Google は、役に立たないとしています。
- 短すぎて何も言えない。 “Mechanical pencil” は、Google の「短すぎる」例です。
- ページを要約していない文章。 Google の「悪い」例は、卵の料理を教えるページに、子どもの頃の卵の思い出を書いたものです。
- 要点が最後にある。 私たちの考えです。終わりが切られても、最初の部分が伝えたいことを担わなければなりません。
- うっかりスニペットを制限する。
nosnippetはテキスト スニペットをなくし、小さなmax-snippetの値はそれを短くします。どちらも meta robots タグにも X-Robots-Tag ヘッダーにも置け、Google によれば、コンテンツを AI Overviews や AI モードへの入力として使うことも制限します。スニペットが短すぎるときは確認してください。 - 気の利いた説明文で順位が上がると期待する。 Google は、よい説明文は検索トラフィックの質と量を高めうる、と書いています。そのページに、順位が上がるという約束は見つかりませんでした。
SEOgrinder はメタディスクリプションをどう確認するか
SEOgrinder の無料スキャンにアドレスを入力します。アカウントは要りません。SEOgrinder は私たち自身のツールで、私たちが開発しています。
1ページだけなら、「Google 上のページ」を開きます。「タイトルとディスクリプション」カードには、ページにある説明文が文字数つきで表示されます。タイトルには、推定のピクセル幅と「推奨:30〜60 文字」の範囲が加わりますが、説明文には文字数だけが出ます。比べる長さを Google が示していないからです。「Google での見え方」カードは、検索結果の大まかなイメージです。この表示ではテキストを165文字で切っていますが、これは私たちの描き方であって、Google の動きではありません。
「タスク」タブには、重大度「低」で「メタディスクリプションがありません」が出ます。その場合は Google がページ本文からスニペットを作ること、長さの目標を Google は設けていないことが書かれています。短すぎる、あるいは長すぎる説明文のタスクはありません。Google が示していないところに、私たちがルールを作ることはしないからです。
タスクに目標が必要な場合は、範囲を使います。レポートの「AI に渡す」で開くブリーフィングは、各タスクに確認できる「完了条件」を付けます。「メタディスクリプションがありません」の場合は、タグがあること、description.length in [70,160] であること、フォーカスキーワードを含むことです。70 と 160 は SEOgrinder 自身のしきい値で、私たちのコードにあるものです。Google のものではありません。
サイト全体なら、「サイト全体」の「サイト巡回」カードが、トップページから内部リンクをたどります。「重複した説明文」は、繰り返されている文章ごとに、それを使うページ数を一覧にします。説明文が重複しているだけなら、一覧には出ますが、タスクにはなりません。同じページがタイトルや本文も共有しているときに、タスクの一部になります。別のタスクは、タイトル、説明文、H1 のいずれかがないページを挙げます。大きなサイトでは、巡回が一部のページにしか及ばないことがあり、その場合はカードに表示されます。
SEOgrinder が読むのは、HTML にあるタグです。特定の検索で Google がどの文章を表示するかは、分かりません。
よくある質問
メタディスクリプションの理想の文字数は何文字ですか?
Google は示していません。ドキュメントには上限がないこと、スニペットは端末の幅に合わせて短縮されることが書かれています。私たち自身の範囲は、SEOgrinder では 70〜160 文字、このブログでは 110〜160 文字(日本語は 60〜160 文字)です。どちらも経験則です。
メタディスクリプションの長さは、ピクセルで測るのですか?
Google の言葉は “device width”(端末の幅)で、読んだページにピクセルの数字はありません。SEOgrinder が推定するピクセル幅は、タイトルのものであって、説明文のものではありません。
Google は、常に私のメタディスクリプションを表示しますか?
いいえ。Google は主にページの内容を使い、検索が違えば、スニペットも変わりえます。
すべてのページにメタディスクリプションが要りますか?
Google は、できればページごとに固有の説明文を、と求めています。時間がなければ、トップページと人気のあるページから始めてください。
次のステップ
いちばん大切なページを選び、SEOgrinder の無料スキャンにかけてください。「Google 上のページ」の「タイトルとディスクリプション」カードを読みます。最初の文だけで成り立つように説明文を書き直し、「再チェック」を押します。そのほかの確認には、SEOチェックリストを使ってください。WordPress のプラグインがタグを書き出している場合は、設定画面ではなく、ページが実際に配信している HTML を確かめてください。